宮古島ドットコムの連載企画
「宮古島はちゃめちゃ移住計画」



vol.017 6月12日
「6月21日で1周年」


宮古島に移住して6月21日で、早一年。そう、一周年になる。

ここに来てから本当にいろいろな事を学んだ。いいことも悪いことも。

悲しさと空しさと寂しさを同時に味わったり、夫婦のあり方を改めて学んだり

人と接するときにも、注意深くなった。同時に田舎暮らしの難しさを痛感した。

他のナイチャーと違い、年12回程宮古島に通いさまざまなリサーチをして、多くの友人を作って移住したはずだったが、それらの友人達とは違い、こちらに来てから出会う人たちの方が数多い。その人達が甘えていた自分を本当に強くしてくれる。良いことも楽しいことも数々あるけれど今は試練の時だと思っている。

中でも、女性と付き合うのは結構難しいと感じる。こちらが思っているほど甘くなかった。

表面ではいい顔をしても内面ではどう思っているかわからないことが多かった。

こちらも心を開いていないからかもしれないがやはりナイチャーは要注意らしい。

それ程、過去にナイチャーと言われる人たちが、温厚な宮古島の人達を騙して来たのだろう。内地から来た人と仲良くなると、周りの人から「ナイチャーには気をつけろ」などと言われるらしい。自分たちは違うと言い張っても心のどこかで「信用できない」と思うのか、なかなか真の友情は生まれてこない。それが最近やっとわかってきた。友情が芽生えたと思っていたのに、ただの物珍しさに付き合っただけのように感じる事件も起こったからである。今更書く気にもならないけれど、こちらも細心の注意を払って付き合っていくことが大切だと思う。


シーサーの万華鏡

 さて、移住してくる人の中にはさまざまな人たちが居る。

現役を引退して(退職後)来た人や、海の青さに憧れて移り住んだ人、離島で一旗挙げたいと狙っていた人、宮古島が大好きで後先を考えずに移住してきた人、旅行に来た時、あまりの土地の安さに飛びついて家を立てた人。それぞれがいろいろなパターンの障害にぶつかって生きていることだろう。みんな、みんな、がんばっていこう。負けるな、ナイチャーの友よ。うまくいっている人も、うまくいっていない人も。

憧れの、夢に見た宮古島で生きていこうと決心して移住して来たのだから・・・。

 

宮古島には美しい海を見渡しながらゴルフを楽しめるクラブが結構あることに驚く。

しかも低料金である。私達が二人で行く「アパラギゴルフ倶楽部」は年会費を¥2100払えばプレー料金は¥2000、毎回スタンプを押してくれる。3回行くと生ビール(ドリンク)がサービス。5回目はオリジナルゴルフボールを2個プレゼントしてくれる。また、ウィークディーは9:00までにスタートすれば¥500の割引になる。・・・キャー!素敵!・・・

もっとも、最近まで、普通の料金体制だったらしいが・・・。このコースはショートコースだけれど非常に状態もよく管理もされていて穴場と言えると思う。毎週月曜日は女性のみだけれど、昼食のサービスもある。とにかく、すごくお得。多い時には週、2回。少なくても週1回はこのゴルフ場に通う事にしている。従業員の「かよこさん」がとても親切で気持ちが和む。これも、ここに行く楽しみの一つになっている。やっぱり、ツンツンしている人より暖かく迎えてくれる人のほうが行きやすいものね。どんな時もどんな場所でも、前に出ている人の印象って大切だと思う。玄関先ってそこの顔になるのですもの。本当にここの従業員の印象は親切で優しくって、疲れも癒してくれる。

宮古島のゴルフ場はキャディさんが居ないので自分でバックを持って歩かなければならないのだが、この料金を知れば頷けるはず。友人が宮古島に来た時にも必ず進めているゴルフ場である。もっともっといいゴルフ場もたくさんあるから自分たちの予算に合わせてゴルフを楽しんでもらいたいと思う。とにかく宮古島のゴルフ倶楽部の低料金に驚かれると思う。・お・す・す・め!


お花の万華鏡

 最近、宮古島の民話に興味を持ち、いろんな本を読み漁っている。私は上野の新里という部落に住んでいるのだが新里部落にもさまざまな民話や神の歌がある。日本にいながら外国語を勉強しているみたいに言葉がわからない。注訳があって初めて意味がわかる。

ここ新里にも浦島太郎伝説、天女の羽衣伝説が残っていた。私は静岡県掛川市の出身なので静岡の三保の松原に伝説として残っている「天女の羽衣」のお話は幼い頃から母に何度となく聞いてきた。でも、絵本にある「天女の羽衣」伝説とはちょっと違ったお話に戸惑った。ここに紹介してみようと思う。

 

 「天人女房」

昔々、一人の漁師がおりました。海辺の近くにはきれいな泉があり、その泉に群れ星の一番上の娘が水浴びをしに、

天から舞い降りてきました。それを見ていた漁師はその美しい娘の羽衣を持ち帰り隠してしまいました。

そして、羽衣をなくした天女のところに現れ自分の家に誘いました。天女は天に昇ることも出来ず、漁師の妻になりました。

二人の間には二人の子供が授かりました。ある日のこと、子守が子供をあやしながら歌を歌っていました。

「あいやがあいや、母の衣は屋根裏に」この歌を聞いた天女は、屋根裏の箱の中から自分の羽衣を見つけ、天に昇っていきました。天女がいなくなり食べ物に困った二人は野いちごを摘んで食べましたが妹に食べさせるのがやっとだった姉は、とうとう死んでしまいました。ある日、天女は戻ってきました。そして姉が亡くなったことを知り、

妹を連れて天に昇っていったのです。しかし、再び人間の世界に戻っていった天女は

「天の掟を破ったのだから仲間には戻れない」と、群れから外されてしまったのでした。

そのため群れ星の側に、今でも小さな星を抱いた星があるといわれているのです。

 

こんな風に少しずつ素敵な民話も勉強していきたい。もっと、もっと、宮古島を好きになるように。愛せるように・・・。

 

注 アパラギの意味・・・美しい

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