今年も残すところわずかになった。
あちらこちらで忘年会が催される。
だが・・・・
私たちが入っている「ナイチャーの会」の忘年会は寂しい・・・。
すべてがこの「ナイチャーの会」のメンバーではないのだが、
今年は、多くの親しくしていた人達が一人、二人と本土に帰っていったのだ。
志半ばで失望して帰っていった人、
ご近所とうまくいかずうつ病になって帰ってしまった人、
身内の事情で帰った人、仕事が無く経済的な理由の人、離婚してしまった人。
様々な理由ではあるが、私たちの周りにいた人達が宮古島を離れていくのはさみしい。
やっぱり一番の理由は病院のこと。
次に、友達やご近所関係でつらい思いをした人が多いのだが、ふと周りを見渡すと
結果的にがんばりすぎたり、大きなことを宮古島で起こそうとしたり、宮古島を批判したりしている人が最も多い。
先日、宮古島移住の大先輩とゆっくり話をした。
「一人では何も出来ない。まず、私たちナイチャーは団結して各種のボランティアなどに積極的に参加して、本当に口だけでなく、宮古島を愛していることをわかってもらうことから始めなくてはいけないんだよ。そういう人達がたくさんナイチャーの会に入ってくれることが一番いいよね。」と、おっしゃっていた。
私は「そうですよね。」と答えるのが精一杯だった。
それは、自分のことだけでいっぱい、いっぱいの生活をしている私たちにとって思いもかけない言葉だったから・・・。(やっぱり、いい事言うよね!)
今のナイチャーの会はたまに会ってお食事をして愚痴を言い合って2次会でカラオケやって、「はい、おしまい!」しかも、楽しくない。
人が人を呼んでも、その分、今までの人が減っていくのでいつも人数は一緒。
若々しさが無いからつまらない。
そりゃあ、そうだよね。私たち含めて現役を引退した人が多いのだから・・・。
あと、勝手に人を紹介して他の人達にひんしゅくを買わないかと心配なのでやたらと声をかけることが出来ないのも現状。
情報交換なんてしない。商売をしている人なんて、絶対にうまくいってても「だめですねえ」しか言わないし、
ましてや成功の秘訣なんて絶対に教えてくれない。何の徳も無いけどナイチャーの会は辞められない。
だって、ここしか内地のみんなとかかわる場所が無いから。
まあ、保険みたいなものかな?
とにかく、みんな帰る前にもう一度考えて欲しいと思うんだ!
と、言っても無理かもしれないけど。
帰る人に共通しているのは、内地にお家を残している人達。
そう、いつでも帰ることが出来る人達。
そして、結構裕福で何度も何度も内地にいったり来たりしていた人達。
私たちのように家も売って、帰るところが無い人達は、いやなことでも超えていかなくちゃあいけないから踏ん張れる。
あと、顕著に現れているのは、帰った人達はだいたい仕事をせず、悠々自適に過ごしていたと思われる人達だ。
毎日、毎日、ゴルフやお庭の手入れ、読書、散歩、ドライブなど、一見うらやましい限りの生活だが、狭い宮古島、簡単に飽きちゃうと思うのよ。
仕事していても、時々寂しくなるんだから。
テレビで紅葉の番組を見ては、「ここに来る前に行った日光は紅葉が綺麗だったね。」と話し、雪が降っている場面を見れば、どこそこが良かったね。とか、温泉に行きたいね。とか、「ああ、お花見がしたい!」なんて、テレビの前でないものねだりが始まる。
宮古島に移住する前は「私たちに夢は宮古島に移住すること!」なんていっていたくせに。
(人間てなんて欲張りなんだろう。)
今の私たちは、宮古島で死ぬと決めて、お墓はどうするかを考えながらすごしている。
これを読んでくれている宮古島に住むナイチャーの皆様、良いアドバイスを下さい。
(合同のお墓なんてのはどう?)