宮古島ドットコムの連載企画
「宮古島はちゃめちゃ移住計画」



vol.047 2月1日
「ドバイのプリンス」


ずっと・・・雨

お正月から4.5日日が射しただけで、あとはずっと雨・雨・雨

本当にずっと雨が続いていて、気がめいってしまう。

海にもいけないし、お客様はまばらだし・・・体の調子も悪くなってしまったみたい。

でも、二人の娘が15日から18日まで宮古島に来ていたので、嬉しかった。

娘たちが帰っていった18日ころから胸が痛くなり、病院にいって精密検査。

29日まで通院してしまった。

30日に久しぶりに出かけた。

大浦にあるカラカラで食事をしてから、狩俣に移住してきた手塚さんご夫妻の家にお邪魔した。

パパは60歳を越えた位かな?ママのともちゃんは、丁度その日が還暦だったそうで年金の手続きに行ってきたって言っていた。

彼らは秋田県からの移住者で今は農業を楽しんでいる。

ハーブを作ったり、フルーツを作ったり、毎日楽しそうだった。

こういう人達を見るとほっとする。



そうだ!

ホッとするって言えば、我が家の夫、万華鏡作家「空山癒蘭(そらやまゆら)」の万華鏡が

本当に心を和ませるホッとできる作品が多くなった。

宮古島に移住してきたときは「どうだ!おれの作品はすごいだろう。」みたいなところがあって、正直私は作品によっては、好きなものと、あまり好きじゃないものがあった。

 手前味噌かもしれないけれど、今の「空山癒蘭(そらやまゆら)」の作品は本当にすごいものばかりが出来上がっている。

(書いていいのかな?)

1月10日のこと。

それは1本の電話から始まった。

「ドバイの○○王室の○○プリンス(王子)がお越しになります。その時に、是非「空山癒蘭(そらやまゆら)」さんの万華鏡をプレゼントさせて頂きたい。至急、創作に入っていただけませんか?」

「えぇ〜?えぇ〜!?」

「間に合いますでしょうか?」

「う〜ん。わかりました。創ってみます。」

「プリンスはキンキラキンが大好きなのでキンキラキンで作ってください。」

「それは無理です。キンキラキンは空山癒蘭(そらやまゆら)のタイプではありませんので・・・。宮古島の貝を使った和の万華鏡が夫の一番得意とするところですから。それに、ドバイのプリンスは、きっと嫌って言うほどキンキラキンを持っているでしょうから、日本の美、和をテーマに作った方がより、新鮮で感動されると思いますが。」

「そうですか。それではお任せしますのでお願いします。15日までに東京に届くように作ってくださいね。あっ、ついでにパワーストーンのブレスレットも一緒に差し上げたいので作ってください。派手なのをお願いしますね。」

「はい、ありがとうございます。」

さぁ、それからが大変だった。

まず、筒はどれにしよう?陶器がいいだろうか?金城陶芸の筒にしようか?

オブジェクトは何を中心にしたら喜んでくれるのだろう。

二人で喧々囂々。

そして、決定!

筒はアフリカ黒檀を使って作ることにした。

これが硬い木でなかなか削れない。

「ドバイは暑いから割れたり、ヒビが入ったら困るから、やっぱり陶器にした方がいいかもしれん。」夫が悩みだした。

また、振り出しに戻り、赤絵付けの陶器の筒と金城陶芸の筒を出して並べてみる。

・ ・・・・やっぱり、アフリカ黒檀に決定・・・・

オブジェクトは宮古島の微小貝を中心にオーストラリアから取り寄せたスワロスキーや、溶解してデザインしたガラスを入れることにした。

アイホールには象牙を使う。これも最後まで、メキシコアワビと迷った。

ミラーは三面鏡を14分の1カットに作る。

「プリンスの視力はどうなのか?」

「いいにきまってるじゃん。普通でいい。普通でいい。」なんて適当に答える私。

数日が過ぎ、ついに

・ ・・・・出来上がった・・・・13日の夜。

宅急便が早いかゆうパックが早いか?14日に出して15日に東京に着かなければいけない。

郵便局に朝一で行って聞いてみる。あぶない・・・ちょっと無理・・・

空港横の宅配業者に行ってみる。「大丈夫ですよ。15日の午前中につきます。」

やれやれ・・・ほっとして家に戻る。

15日の夜、クライアント様から喜びの電話を頂き、後は、プリンスが気に入ってくれるか・・・?

18日。なんと、なんと、プリンスが直接電話を下さった。(モチロン通訳つき)

夫が電話を取って言った。

「僕、英語は全然だめですよ。」そう言っているのに、相手方はプリンスに変わってしまったのだ。

シドロモドロだけれど、何とか答えている夫が誇らしかった。

何度も何度も「ありがとうございます。」「美しいです。」と、言っていたそうだ。

その後、通訳の人が細かいお話をしてくれた。ブレスレットもすでに身につけていると言う。

私たちがプレゼントしたわけじゃあないのに・・・いい人だ・・・私たちのクライアント様は・・・。

この会話では、まるで私たちがプレゼントしたみたいになっている・・・

おまけに、おまけに、お礼が・・・お礼が・・・やってくるのだ・・・

イッヒッヒ。ど・う・し・よ・う。(教えません)

それから、それから・・・・

そんなに遠くない日にドバイで万華鏡作家:空山癒蘭(そらやまゆら)の作品展示会が行われるような嬉しい兆しが・・・・ウフッ、ウフッ、ウフフフフ・・・!!!

今日は自慢しちゃいました。

 

 

 

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